(2005)
日本産メロディックデスメタル三枚目。
RYOがメインヴォーカルを専任しているのはこれが最後、以降はヴォーカルが安定せず変遷してゆく時期を迎える。
前作から電子音導入、今作で頭角を現し、次作で名を上げることになる、言わばBSCの歴史の中間地点にある重要な作品。
ジャケットの印象が左右している部分もあるだろうが、ダークなディストピア感が強めで、澄んだ電子の海を心地よく突き抜けていく開放感は次作の方が強めで本作は若干滞り気味でさえある。
それはどこが模索していた部分もあったせいなのかもしれない。個人的にはこの程度のほんのり陰が刺す派手すぎない電子音とメタルのバランスがちょうどいい塩梅である。
Best tracks:TRUTH
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